2012年2月21日火曜日

Final






2月13日の月曜日に最終講評が終わった。
まずは事実関係について。
criticは
出題者で指導教官に当たるChristian Derix(AEDAS)のほか


Arnold Walz - director of Design To Production,
Frank Kaltenbach - editor of Detail
Christian Schwander - RheForm/Space Syntax



それと助教陣。
提出は

  • Presentation Sheet(Max. A1 6枚)
  • model(by hand)
  • booklet
  • PCでのPresentation


我々のチームは図面A1で6枚、
本模型を1/100で一つ、
study modelを様々なスケールで50個くらい(?)
booklet 147 pages,
といったところ。
左隣のチームはA0 2枚、
右隣はcheatして規格外の紙をダンボールに貼っていましたが、
大目に見られていました。




我々のプロジェクトは


建築のもつgeometryが
訪問者の回遊にどう影響するかを軸に
建築を作っていく


というモノ。
連動幾何のルールを構築したり模型でのstudyからtypologyをつくり、
それを利用した設計をした。




我々が言われたこととしては
「説明は明快だが、最後の応用的な展開が不明瞭。
99%一直線に進んで、最後にずれている。
地形の存在する敷地に落とし込まないほうがルールが明快なままで良かったのではないか。」
(Derix)
「パラメータの設定とそれらが与える空間的影響に関する解釈はどれも納得の行くもの。
最終的なプロジェクトをサイトレスな展示壁の設計とかにしたほうが良かった。」
(Schwander)
「モデル、ソフトウエアのルールが関係付けられていてわかりやすい。
タイポロジーも確かにそうだなと思わせるもの。」
(Kaltenbach)
「ソフトウエアの使い方が説明を受けなくても分る。
何を変化させ、それがどのように影響するのかハッキリしているのがよい。」
(Walz)
と言った感じ
(聞き漏らしやメモのミスがあるかもしれないので発言のママでは無いです)。




感想としては
「最終プロジェクトのクリアさがそんなに大事なのかなぁ」
という疑問が何よりも大きい。いいじゃないか他の要素があっても。




ルールを押していくとそのルール以外のモノが不純物になってしまうので、
たとえ妥当な判断でも不純さ故に批判されるところがあるように思う。
(この辺の議論は混み合うので後日)




とはいえ非常に高い評価を受けたのでチーム一同喜んだ次第。
もっとも、プレゼン時には
メンバーの一人が二徹のせいで寝坊してしまうというハプニングで
全員揃っていなかったのですが…。


よそのやつも載せておきます。
team 吹き抜け(イマイチ誰が何をしていたのか分らない)

team 貫入(リーダーシップでトップダウン)
team 光(感覚的科学)
team 浮遊空間(女子力が高い)
team 開口(ちょっとした事故で足並み揃わず勿体無い)

0 件のコメント:

コメントを投稿